有楽町駅前が再開発されます。現在駅前広場及び民間の開発ビルの工事を行っています。それに伴い、都心の工事現場に潤いを醸し出そうと杉を使った仮囲いを設置しています。まだ3分の1ほどで、来年の1月には完了する予定です。約2年間の仮設置です。
この場所は江戸時代南町奉行所があったところです。当時の建築は杉が主材で、おそらく西方の埼玉から川を下って持ってきたと思われます。今回も同じルートで西川材の杉を使用しています。
建築は基準法上不燃処理した木材しか使えません。しかし仮囲いはその基準がなく、このように都心でもナチラルな木材を使用出来ます。杉は大量に使用される時を待っています。慌ただしく通り過ぎる時間、表層に囲われ実態の見えなくなった空間に何か忘れかけた大切なものを感じてもらいたいメッセージを込めています。